2009/09/06

救急の日~9月9日に向けて一日体験より~

那須塩原市内スーパーイオンにて心肺蘇生・AEDを体験する機会がありましたので参加しました。あまりの短時間のため、本体験のみでの心肺蘇生は甚だ不十分であると感じました。次回、このような機会があれば、さらに理解を深めたいと感じました。


AEDの電極を体に貼り付けようとしているの図


AEDを体に貼り付け、心臓マッサージをしているの図


蘇生方法


①頭を軽く押さえ、片手で肩を叩いて耳元で大声で、 “大丈夫ですか?”
 と問うも相手に反応なしを確認する。


②片手で頭を軽く押さえ、もう片手の指先で顎下を押して気道確保する。
 相手の呼吸音を耳で確認、胸の動きを目視で確認する。
 声に出して“1、2、3、4、5、6(秒)”カウントするも呼吸なしを確認する。


③周囲に、“119番に連絡して救急車を呼んでください。”と指示する。


④周囲に、“AEDを持ってきてください。”と指示する。


⑤気道を確保したまま、頭を押さえていた手で鼻を塞ぎ、自分の息を一杯
 吸い込み、相手の口に息を吹き込む。
 このとき胸が僅かに膨らんだところで止める。
 2回繰り返す。
※空気を入れすぎると、相手の肺が破裂することがある。


⑥手のひらの下の部分を胸骨の上下左右の中心に対して直角に当て
 (両乳首の中心)、もう片方の手を重ねて組む。
 胸骨は3~5cmほど沈むように、30回(6秒間に10回のペース)
 心臓マッサージをする。声に出して、数える。
※相手が子供の場合は骨が柔らかいので片手で十分である。
※相手が老人の場合は骨が脆いので骨折することがある。
※心臓マッサージは、通常の脈動に対して、1/3の血液しか循環させる事が
 できないので、出来るだけ、継続することが望ましい。


⑦気道を確保して、呼吸音、目視で胸の動きが確認出来ない時、再度、
 ⑤⑥の人工呼吸、心臓マッサージを繰り返す。


⑧AEDが到着したら装置の準備、電極を貼り付けをする。周囲の人を遠ざけ
 AEDガイダンス操作方法に従い、充電を行う。
 AEDガイダンス操作方法に従い、心肺停止の人に電気マッサージを与える。
※AEDガイダンスが、処置を止めるよう指示があるときは、必ずこれに従う。


⑪引き続き、⑤⑥⑦を繰り返す。


最後になりますが、本体験記を参考にした心肺蘇生を実践され、
これにより、いかなる結果がもたらされても、私は如何なる責めも
負いません。

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