2011/06/26

コスモクリーン登場~宇宙戦艦ヤマトではありません~

イスカンダル星から放射能除去装置を取り寄せたのではありません。
地元栃木県内企業が考案した放射能吸着装置です。
以下、下野新聞より転載

校庭の放射性物質除去へ実験 那須

(6月26日 05:00)

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 福島第1原発事故に伴う放射性物質の拡散を受け、那須町は25日、校庭の表土の放射性物質を特殊なセラミック吸着剤を用いて除去する新方式の実証実験を、同町伊王野小で始めた。激しい雨の中、特殊フィルターの目詰まりなどもあり、吸着剤の量を変えて3パターン行う予定だった実験は1回だけになったが、表土の放射線量は実験前の毎時1・01マイクロシーベルトから0・28マイクロシーベルトと約4分の1に下がった。

 ただ、実験のため表土を3センチ削った状態での校庭放射線量は0・20マイクロシーベルトだったことから、高久勝町長は「一定の効果は認めるが、このままでは表土は戻せない。(4、5日かかる)実験結果を検証し判断したい」と述べ、町内27施設で新方式を採用するかどうかは慎重に見極める考えを示した。

 同町は当初、表土を削り、校庭内に埋設する「福島方式」での対応を予定していたが、「子どもの安全を考え、少しでも高い効果が見込める方式を試したい」と土壌改良剤の開発などを手掛ける鹿沼市の「蔵本」(関口守雄社長)の技術を採用した。

 25日は伊王野小の校庭の中央と東側の2カ所で3センチ掘削した表土で実験した。表土約6トンを新たに開発した放射能除染プラントに投入。水と洗浄剤で放射性物質の除去を進め、水に含まれた放射性物質は大谷石や鹿沼土などを焼成した特殊セラミック約42キロに吸着させた。水はプラントで再利用でき、除染した土は校庭に戻す。

 プラントは1日8時間稼働で150トンの処理能力があるという。

 実験後に会見した関口社長は「初実験、しかも豪雨という状況下の測定でも確実に放射性物質を吸着できた。2度洗浄や新たな技術を用いれば数値はもっと下がる」と話した。

 セラミック吸着剤は今月21日、同社が東京都産業技術センターに委託した実験でセシウム、ストロンチウムの除染効果も認められたという。会見に同席した総務大臣政務官の内山晃衆院議員は「福島第1原発の放射能汚染水や海水に流れ出た放射性物質にも高い効果が見込める技術」とした上で「遅々として進まない米仏企業による高濃度汚染水処理と並行し、国内の高い技術も試すべきだ」と述べた。

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