2016/09/01

緊急点検!!!あり得ないオイル消費とピストンスラップ音~ホンダフィットGE6編~


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もう2か月でフィットGE6が5年目(走行18万キロ)を迎える朝、烏山線下野花岡駅近くの交差点にて事象が発生した。発進時にエンジンがガラガラ音をたて、青みがかった白煙を吐き出しているのがサイドミラー越しに見えた。もちろん車はスムーズな加速が与えられず、どうにかこうにかギクシャクと車が動き出した、なんとも心細かった。これは突然の 事態ではない、過去に何度かギクシャク加速をしているが、今回は、ガラガラ音、白煙が凄まじかったので、これは壊れた、と思った。発進時のガラガラ音と白煙をやりきれば、何とか車の流れに乗ることができた。心配になり職場に着いて大田原紫塚のホンダディーラーに連絡を入れ、夜に車を預け翌日点検してもらえることになった。

この日は幕張メッセでNSX発表があった日でもあった。

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夕方には車の修理箇所も判明して車を引き取れるだろうと思い、連絡を入れたが原因特定はできていなかった模様で、嫌な予感がした

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日中連絡を待ったが、この日も回答が無いかと思われた。翌日は那須キッズトライアスロンなので自転車コースの下見をと思い、代車である初代モビリオスパイクに小6の自転車を積んでみたところ、高い天井のお蔭で、楽に積載できることが分かった。この車、ベースは初代フィットの1.5リットル車なので燃費は少し劣るけれども、トランスミッションのジャダーが無ければ、仕事車、趣味車にもってこいで、いいかも知れない。でもこのモビリオスパイクは走行16キロ超えなのが残念です。自転車試走を終え、モビリオスパイクに再度自転車を積んで浮かれているところに、ディーラーから無情の診断結果の一報が入りました。

ピストンリングが消耗していて、交換が必要、新品交換だと周辺部品も含め48万円もの費用が掛かると宣告されました。部品保障は走行10万キロ超えなので受けられない。

青白い煙はエンジンオイルが排気管から吹いてい87日に交換したオイルレベルがゲージ半分になっていて1リットル以上消費している。

走行中に燃焼負荷をかけるとピストンスカートとシリンダーが当たって、ピストンスラップノイズを引き起こしている。

但し、エンジンオイルを補給してさえいれば、急なエンジン停止という事象は免れるとのことでした。

来月には車検が控えているので、正直言って、車検込みで60万円を、フィットGE6君には払う余裕がありせん。


どっかでホンダ車は、エンジンは丈夫なのだが、ボディが弱いよ。という俗説を耳にしたことがある。しかし実際のところ現在のホンダ車は、エンジン弱いよということが、身をもって実感させらました。自分の希望的憶測だけれど、エンジン・トランスミッションは2030万キロもって当たり前でしょの感覚でいた。しかし実際は30万はおろか20万キロすら届かないのがホンダ車の現実なのである。地球規模の気温上昇と気候大変動の元凶とされる自動車排出ガスを抑制しなければならないという使命の下、その方策の一つがフィットGE6の薄板ピストンリングという形でシワ寄せが来た格好なのでしょう。これ(ピストン)を作った人にお聞きしたい燃費経済性と共に耐久性をも両立してくれないのかな。低摩擦係数の薄板リングならば、それに相応の材質、処理を与えなければいけないんじゃないのかな。18万キロ未達でエンジン交換って、エコじゃないでしょ。記憶では、オイル消費が激しくなったのは、確か昨年の7月からだった思う。走行距離は12万キロちょっとのころです。やはり部品保障期間を過ぎてからなので、計算しているとしか考えられない。

現在ホンダ車にお乗りの輩に忠告です、保障のある距離内でエンジンを即交換してください。そしてこれからホンダ車を買おうと目論む方にお願いです、燃費競争時代が生んだ欠陥商品ですが、買っても20万キロ乗り続けようなどと、途方もない考えはお捨てください。ホンダ低燃費車は目いっぱい走ってもせいぜい10万キロが限界です。