2023/06/03

サーフィンレッスン体験 by Surf Mirth@日立市~その1~

9 feet long 20kg weight board and me


海での経験が非常に少ない自分のために、以下のメモを残す。

1.準備品
ボード、ウェットスーツ、リーシュコード一式は全てショップが準備
参加者の準備品は、キャップ、スイムウェア(ウェットスーツのインナー)、ビーチサンダル、バスタオル、飲料水、スマホ、レッスン代金、日焼け止め、くらいか。
ゴーグルは必要だと当初考えていたが、ゴーグルによる死角の発生、離岸流を波面状態から確認判断が困難だと感じた。

2.駐車場にて着替え
駐車場ではボード積み降ろしで他の車両を傷つけることがないように、できるだけ隣の停車車両との距離を確保する。
スイムウェアの上にウェットスーツに着替え、ビーチサンダルに履き替え、飲料水、スマホを収納したバッグを背負いながら、ボードを持って移動する。

3.ウォーミングアップエクササイズ
全ての関節可動範囲を入念にストレッチする。手足の指の付け根、関節もストレッチして、突き指対策をする。複雑な波の影響下ではボードの挙動を全く予測できないため、予期せず波を受け暴れたボードが指を直撃することがある。

4.離岸流の確認
寄せる波と引き波が干渉している海面の不連続な小波が立つ状態がある場所を必ず確認する。砂浜海岸は常に波で砂が移動して地形を変えているため、いつも同じ場所に離岸流が発生するとは限らない。

5.リーシュコード固定
横向きになったときの後ろ足の足首に、コードが必ず外側になるようにリーシュを固定する。

6.水深が腰上程度の沖までスタート地点まで歩いて移動する。
腰上という高さの設定は、海面に浮いたボードに体を乗せられる位の高さになる。ボード自体の姿勢は波力の影響を受けたとしても、最小限になるようにする。波の進行方向に対してボードが最小面積になるような姿勢を維持するのが基本となる。水深が腰下までは、体の脇にボードを持って移動して、さらに沖に進むときは、ボードを海面に浮かしながら移動するのだが、常に不規則な波の襲来に備えて全神経を沖の波に集中する。波の襲来が身長程度の高さであれば、ボードを水面よりも高い位置に保持しながら、沖の方向に倒れるかかるように飛び跳ねる、もちろん、手からボードは離さない。波の上を乗り越えられないと判断したら、水中に潜ることを迷わない。体力消耗を防ぐため波を受けて倒されないようにすることが重要で、体と寄せ波との間にボードを置いてしまうと、小さな波でも自分が倒れてしまう。もしも、波に倒されたら、ボードが体に衝突するのを防ぐために、ボードを出来るだけ体から離して波に体を任せようにして倒れる。体よりもボードが波に砂浜方向に流されるので、ボードと体の衝突は避けられると思う。海面に身を任せるように倒れるときは、手、腕、足で着地しようとしない。浜辺の砂は乾いた地面と同じように硬く締まっているので、転倒によって関節で体重の何倍かの荷重を支えることになるので捻挫、打撲の恐れが出てくる。レッスン体験当日はボードが4、5m位の横風を受けていたので、浜辺から沖までの線と平行にボードを持つことが大変だった。

7.前置きが長くなったが、やっとここでボードに乗る。
ボードトップを浜辺に向け、指導者にテールを支えてもらいながらボードに乗る、というよりは、這い上がるというのが正直なところだが、これが結構な体力消耗となる。ボードに体を乗せる位置によってバランスが決まるので、位置が決まるまでは大変な作業となる。頭からへそはボードの左右中心に、みぞおち辺りが前後中心になるように腹ばいになる。掌は胸の横でボードを上から支える。さらに膝でボードテールを支えて、ボードの上に乗った自分の体を固定する。

ボードを車に積載する方法は、キャリア無の場合、まず円筒スポンジ付きのロープを屋根に固定して、その上に、ボードを積載固定する方法があるらしい。しかし屋根積載したボードが走行中の固定の緩みでトラブルになるよりは、可能であれば9フィートボードがフィット3に車内積載できるのであれば、それが一番良い方法ではある。