2010/11/16

初心者ランナーの壁~走行後記:初心者の道は通販の道?~

11/14(日)矢板たかはらマラソン大会10km 40歳代組

■目標ペース及び信条
“気の向くままに格好良く気持ち良く疾走すること

 ただし 気持ちいい汗を掻くためには全力疾走も厭わない”
だから数値目標は設定しない 数字はプレッシャーとなり人を苦しめる 数値目標を設定すれば信条である気持ちいい汗を掻けなくなる 走る環境やら自分自身の体調は日々違うのに数字に振り回されるのは変だ
当日は子供を黒磯スイミングプールまで送り届けるために6時過ぎに家を出て セブンイレブンで朝ごはん用おにぎり(辛子明太子、鮭)を買った 予期してなかったおにぎり100円セールは非常にうれしい
7時前に子供をプールに送り届けた後は東北道黒磯PのETCゲートをくぐり会場を目指した 当初は電車利用を考えていたが高速使えば7時半頃には到着出来そうだったので自家用車を利用した 矢板インターのETC出口では他県ナンバーが10台位連なってどの車も矢板運動公園を目指していた
届いていた案内には駐車場ミクニ指定らしきオレンジの紙が同封されていたが ミクニには入らずダメ元で会場駐車場に向かった 駐車場に入ると直ぐ1台目にはパインズの○浅さんが車内で待機されているのがわかった 相当早く到着された模様 ○浅さんとは次週の大田原マラソンも御一緒させていただき ベテランランナーのペース刻みを習得させていただきたい
また○浅さんの弟さんはベンチプレスの日本記録保持者だそうで 後日ネット見ると納得 やはり御兄弟ですね お兄さんとそっくりな方を簡単に探し出すことができた しかしその方の上半身の体型は…
今まで見たことないです 映画に出てくる緑色の主人公ハルクさながらです
■りんご畑に囲まれた10kmコース
矢板運動公園を出たところが始点で競技場内トラック3/4周後が終点となる 開始50mは軽い登りで以後フラットが続く スタートは前よりに位置してたのが最初1km暖機運転が終わった頃には最後尾近くまでに出遅れてしまった そんな状況なので人を抜きたい本能が呼び起こされるのに時間がそれほど必要としなかったのは言うまでも無い 後ろの人から相当抜かされていたので心理的にも焦りがあった 平常心でいられなかったというのが最大の理由だ 道路にセンターラインが無いので右端を使ってショートカットしながら走り続けた 2kmから3km付近は登り その後4km付近まで下り 以後5km折り返しまで平坦な感じ 4km付近では給水とスポンジが用意されていたので残り4kmでスポンジ初体験をしたく テーブルの1個取るが手に取った瞬間えっという感じ意表をつかれた まるで食器用洗剤を含ませてあるかのようにぬるっとしており泡立ち感さえ感じられたからだ しかしそこは我慢して首筋にスポンジをあてがってむぎゅっと掴んで冷たい雫を胸元に垂らし込んだ 使用後はゴミ箱目がけて投げつけて 見事ホールインワンさせた 箱に命中させることでボランティアさんの軽労に役立つというものでしょう

■ASICS GEL-KINETIC 3 11.5inch(D) MENS $149.95 $26.98Shipping & Handling $23.71 Import Fee Deposit
膝の痛みがこれ以上酷くならないようにと足をサポートしてくれるものを探していたのだ 候補は同じメーカーのGEL-KAYANO 16ぐらいしか思い当たらない 他社は眼中になかった 今まで使用していたNikeは4年位前に購入したもので今年の夏にディズニーランドにて 猛暑による熱劣化と思われるソールの接着剥がれが発生した また走行後の足の状態が最悪で第二指の豆発生…足指の中で一番長いからでもあるが この指ダメージとインナーソール端部による拇指球周辺で豆を発生させていたので改善が必要と思われたからである いくらStability高くても各部の剛性が高いのも長距離では靴中の足ダメージが大きすぎて困りものである GEL-KINETICはネット通販の大手であるamazon.comにて急遽取り寄せた 国内ネット通販を探しても29.5CM(D)はいくらgoogle検索サイトでも在庫を見つけられなくて苦労した だが苦も無く探し当てることが出来たのは流石は米国通販としか言いようがない ここでは他サイズも欠品が見当たらなかった 加えて国内仕様とは違う色遣いのものが購入できた 商品到着が11日(木)だったので余裕で間に合った 到着した矢先にサイズに不安になる それは私の理解不足だったのが原因だが 29.5CMを求めて11.5INCHを購入したつもりが 靴のサイズ標記見ると うっそだろ…29.0CMって書いてある 海外通販の返品は輸送料金が高いのに Nikeとサイズ構成同じだと思っていたのがASICSでは違ってた しかしながら試着してみて不安は一掃され結果オーライ一安心した 爪先にはASICS推奨の約1CMの余裕があり足幅はD幅でピッタリだったからだ 少し地味目な色使いだっかかもしれない白ベースに赤は 他には青ベースに黒があったのに ちょっぴり残念な気持ち 後ろ髪引かれる
走行中走行後の装着感は今までのNikeとは違う素足のような着けてないような一体感がある 履くときは少々はばかれる個人的には好きではないアシックスラインが誇張されているデザインにも関わらず 見た目と走行時の履き心地は裏腹だった Nikeには走行中各パーツの個性が感じられる 
パーツの剛性高いでしょ とか Airをつめこんだ風船を足平で感じさせる点とか
しかしこれが仇になって練習走行では靴内部の足ダメージに泣かされてきました ASICSは全く違った 靴と足とに一体感がある 普通靴には走りこむと足のどこかが靴と当たってきたりして それを防ぐために着地を変えたり指をかばったりして 靴の中でどうにかこうにかして居心地いいところを探したもだ 今回のASICSにはそれをする必要が一切なかった そんな靴がASICS…そんな10km走行後の印象 25年前のアシックスとは全然違った
■adidas Response S/S T-Shirt Women's $24.99

温度調節ができる半分ジッパー仕様を探したが見当たらず メンズ品は丸首のみだったので暑苦しくなるからダメ 仕方なくウィミンズ品のV字首を購入した 3本ラインもメンズだと首から袖全部に渡っているので見た目うっとうしくなるが ウィミンズ品は袖一部のみなので3本ラインも誇張されていないので丸だ ラインの色は黒地に合うパープル…男がウィミンズ品パープル3本ラインで何が悪いのか 走行後はゼッケンプレートも汗ばむほどだったが メッシュ素材のためCompression Underのように 大汗掻いて皮膚にへばりつく様子も全然無く 走行後も至って汗かく前と同じような着心地で居られたSPEEDO(GOLDWIN)製COMPRESSION WEAR PERFORMANCE LONG TIGHTS SD19Z04

世間一般で知られているのは ワコール製のCW-Xだが余りにもよく見かけるものなので気が引けた また膝廻りのデザインは遠くから見た目にも強調されすぎていて納得しかねた 確かに一流スポーツ選手が身につけるほどのいいものであるとは聞いているのだが…そしてワコールの厭な記憶が蘇るのにさほど時間はかからなかった 以前購入したワコール製ボクサーショーツを購入しましたが 見た目のデザインだけで穿き心地ダメでした フィット感があるのにイスに腰掛けるといつの間にか半尻露
出状態になるやら 人前でパンツ一丁になったとき前布一枚のみなのでチンチンシミが隠せない機能性ダメ商品だった ワコールのメンズインナー全般は非常にお薦めできない 現在でもワコールは問題視してないようで 相も変わらずダメな商品に下着売り場が占有されている 現在お薦めしてできるのはワコール製ショーツの弱点を完全に克服している 富士紡績製のB.V.D.ボクサーショーツこれ以外に選択肢はない…非常にお薦め
さて購入したタイツの何が気に入ったかというとSPEEDOロゴ…これに尽きる SPEEDOの水着は持っていないがコーポレートロゴは好きだ とりあえず下着の上に着用したが これって下着を着用する必要があるのか サポータータイツなので必要無しなのかもしれないが 水着のよ
うにインナー前張りはなかったし 水着より薄い布厚だ 仮に普段タイツ姿を公衆の面前でさらけ出して歩くと股間が気になりを隠したい気持ちでいっぱいになるだろうが ここは競技場 タイツ野郎がそんじょそこらに一杯いて この日だけは股間露出狂でも変人に思われないから アラマー不思議な1日です しかも他には家族連れが大勢そして多感な小学生中学生女子がいるというのにだ 一人身で競技場に来ているからタイツ穿けるが 親子競技で父さんのタイツ姿はどうしたものか?母さんのタイツ姿もいかがなものか?ランが早いそれでいて格好いいアスリートなら別だが…むしろ競泳用の水着着用で道路走ったほうが全然恥ずかしくないと思うのは自分だけか?
■Mueller Compact Knee Support 55677


タイツの上から左膝に当てていた 3km付近で外れてしまった これでは意味がない ホルスターの腰ベルトに引っ掛けて走行したが 幸い落とさずに済んでよかった 長距離には向かないのか それとも テーピングがいいのか テーピングは次回に“ひざかんたん”日東製を使うことにしよう
■日東製ひざかんたん
ひざかんたんテーピング 2枚入
■NATHANドリンクホルスター
次回の走行時に着用すると決めているホルスターだが 背中に突き出ている骨盤にまたもや当たってしまい摩擦で皮が擦り剥けてしまった 格好よく疾走させるための道具にするはずだったが 実際には腰がヒリヒリしてしまいなんとも御粗末な結果をもたらした この腰の皮膚ダメージさえなければ 常時給水できる優れたものだけに残念だ ホルスターのバックメッシュ部については改善が必要である 可能であれば人工セームをあてがいたい

■ドリンク
オレンジジュース4+水6
粉ゲータレード500mlとボリビア原産の岩塩ローズソルトを少々混入したものを作成した
走行中に飲むとオレンジ味が濃すぎたようで 口の中のオレンジ味を緩和させる水分補給が必要になる位間抜けなスペシャルドリンクだった 次回はオレンジ量を2/3に減らすぞ

■腕時計
アナログ時計のストップウォッチのスタートボタンを押したが 走行中に重さに耐え切れず ホルスターの小物入れにしまった 終点時に時計を取り出すのを忘れ 終了後も計時し続けた事は言うまでも無い 走行中に計時しても走っている最中の頭で計算して混乱するより うまく計算出来たとてペースを知ったところで自分には意味が無いかもしれない 数字を気にしては気持ちよく疾走することができないからだ いっそのこ
と時計無しで走ったほうが身体も頭もすっきりしてイイに違いない

■クールダウン パインズに戻りプールでクールダウンする やはり水中での浮遊感は格別だ 疲れたときは尚更気持ちよく感じる

■風呂 パインズにて足首のみ風呂に浸かった 居眠りを30分以上していた 誰だ寝る子を起こしたのは…?

というわけで練習よりも以上の道具揃えのために金と時間と神経を注ぎ込み過ぎた いつになったら初心者を脱却して初級者になれるのか…道具依存症を脱却しない限りは上達の道はまだまだ見えてこないようだ

■記録としては43歳にして初10km走の必要時間は43′02″だということがわかった だから何というものでもない 自分にとって数値は意味を持たない 1km当たりの必要時間は平均4′18″…だから? 平均速度13.94km/h…だから? この組では16着で私よりも早い方が15人もいるという 世間は広いよ レベルは高いね そんなのが矢板たかはらマラソンの世界がわかった
43歳の新人戦はこうして無事終わらすことができた


■次回は大田原の田園を駆け抜ける大会です パインズメイツの走りを堪能させていただくことにしよう

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