2010/11/25

初心者ランナーの壁~走行後記 第23回大田原マラソン編~


2010.11.23(火)初心者ランナー1年生として今回初めてのフルマラソン大会出場することができた 制限時間4時間枠が大会規定であるという第23回大田原マラソン大会にである
■目標 自分の体力限界を知る 何キロまで移動できるのかを知る 出来れば格好良く疾走すること 顔は苦しくてもスマイルランニングすること 目標移動距離は今まで誰からか聞かれて答えてきたように 30kmゴールを目指す
■体調 図らずも前の週に風邪をひいてしまい回復させるべく大田原市内青柳医院にて20日(土)に処方投薬してもらう 試合当日は薬服用を控えた 言い訳にも聞こえるかも
■内容
6:20中学校駐車場到着
ネットの天気予報によれば 9時ごろまで雨のち曇り 12時前後に再び雨模様のち曇りだった 前日の昼前から降り始めた雨は大会当日も容赦なく降り注がれた みんな条件は同じ 気温は10℃以上だったと思うがとてつもなく肌寒く感じた あまりの寒さと緊張のあまり何度もトイレに行くことになって軽い脱水症状にならないかと心配した
8:00受付開始
Nathanボトルとレジャーマットを持参して県北体育館まで傘さして歩いた 体育館内には既にシートが並べられて場所取りされていた このまま駐車場に戻り車内待機して凍えているか それとも 大勢のいる場所取りの余裕もない暖かい体育館で待機しているか悩んだ いつものストレッチを体育館内で済ませ車に戻って着替え始めた 雨は降っていたが既に車椅子レースは始まっていたようだ コース外では軽いランニングをこなす人々が見受けられる
10:20スタート20分前
着替えを済ませグランドに出た まずはグランド建屋の下に潜り込み雨宿りできそうな空き場所を探した 段々に小降りになってきた すでにグランドにはウォームアップランしている人々で埋め尽くされている そのうち自分も寒さで震えないうちにウォーキング始めたが半周しないうちにスタート用意体制の時間読みが始まった スタート付近を見ると招待選手トップランナー達の位置を示すプラカードを確認できた 幸運にもスタート時に雨が止んだので身にまとっていた合羽代わりのゴミ袋を脱いで 場外の手すりに結わえた
10:40スタート
GARMIN Forerunner 110をスタート準備態勢にしてカウントダウン そして時刻きっちりにスタートした 前から順繰り前進した グランド出口に近づくとオリフィスの如く一時停止して狭い道路いっぱいにランナーが溢れた 走り始めるとさっきまでの緊張は消えていた これから先はGPS内臓時計にラップを刻んでもらおう 宜しく頼んだぞ スタート直後からずうっと5分/kmペースは崩れなかったが 14km前後にて福原小学校方面に向かう急な下りで足に異変を感じた これまで何度も経験した左膝の痛みを心配していたのが 今日に限って右膝が痛み出してきた きっと左足をかばい続けていた影響が今日になって出てきたんだと思う 痛みが消え去る事を天に祈った 相変わらず太陽は分厚い雲から一瞬たりとも顔を出してはくれなかった 坂を上って小学校が見えたら15km地点 ここにはマイボトルがテーブルで並べられているはずだ 自分のゼッケンを胸で確認してテーブルのボトルめがけて飛び込んだ "9258 SMILE"と書いたタグ代わりの使い捨てマスクを外して腰のホルスターに差し込んだ と思ったら どすんとボトルが手から滑り落ちて地面に転がった これを拾おうとして逆走して女性の肘が頭に当たったけれど痛みなど気にしていられない 大体逆走する奴はいない ぶつからない方がおかしいに決まっている 右膝がほんとに痛みだしたのは ボトルを腰に差し込んでからだった ボトルのドリンクを捨てて軽くしたつもりだったが膝の痛みは軽くならなかった それでも緩やかな下り地形に助けられて 5分±5秒/kmにてハーフを刻んでいった 折り返し地点に向かう途中 先行されている湯浅さんに合図した 合図が帰ってきた この湯浅さんは大分沖縄等数多くのマラソンを完走している言わば雲の上の人のような存在である 膝は痛くても合図する元気位はまだまだある 時計は1km毎にきっちり計測してくれてトーンで知らせてくれる 時折同じトーンが隣の人から聞こえてくるから面白い 中間地点に向かっている間にペース6分を超えてきたら もう誰にもついていけくなった 23.6km地点のトイレを済ませて深呼吸したが膝の痛みは変わらなかった しょうがない歩くしかない・・・この先の収容所まで競歩を試みた このときすでに周囲の人影はまばらになっていた 走行ログはグラフの通りで走行33.3km地点にて打切り指示のため走行中止した ではなくて 本当は足が移動不可状態になったので走行中止せざるをえなかった 歩こうにも歩けない足に変わってしまった 収容所に着いてゼッケンを返し時計を止めた 初心者ランナー1年生の大田原マラソン大会はこうして幕を下ろした 緑線図は標高を示しており 地形的には26kmまで下り残りが上りとなる 35km地点は炎天下で何度か練習走行した国際福祉大病院があるコース最大標高部が待っていたが 自力では辿りつける足を既になくしていて バスに揺られながら多くのオフィシャルに見送られながら体育館に戻った
■結論
目標としていた30kmは到達できたが、現状の脚力ではマラソン完走は無理だ 5分/kmペース走ではハーフが限界だと思う 夏からのランでは従来歩いていたLUCKYとの散歩を走りに切り変え出来る限りの時間を使って ロード トレッドミルに取り組んできたが図らずもFINESHには及ばなかった 更なる練習距離の延長が必要なんだと思う

2 件のコメント:

  1. UGのiwaです。お久しぶりです。

    時々この物語を拝読させて頂いてました。
    大田原マラソンにも参加されていたんですね。T邊さんは10キロに参加されてました。
    私はジムに行っていますがいつか東京マラソンに参加してみたいですね。ではまた。

    返信削除
  2. 44歳にして大田原4時間完走チャレンジは
    あまりにも冒険的すぎました
    iwaさんへ
    是非是非時間制限の余裕のある市民マラソンに
    ご一緒に参加いたしまししょう

    返信削除