写真は見ての通り、大玉の光輝く人気フルーツ、シャインマスカットです。産地は日本を代表するブランド勝沼です。
けれど、食べてガッカリ、甘くありません。スーパーの3本98円バナナよりも、我が家の畑で採れるプチトマト※トマトは女性名詞なので正式にはプティートトマトらしい…どうでも良いけれど、それよりも甘くないのです。
大変高価なのに非常に残念で仕方ありません、どうしてこういう事になったのでしょうか。これは一部のヤバい葡萄産地の解決されないシャインマスカット問題なのだそうです。
今年は関西地区の有名産地で、見た目だけのシャインマスカット出荷を続けたところ、購入者からクレームの嵐となり、ですが安定した糖度のある葡萄を作っていないので再発送ということも出来ず、結局はJAから出荷停止処分にまで追い込まれたというものてす。近年のシャインマスカットのブームというかバブルにあやかろうと、味は二の次、三の次の葡萄農家さんが相当数いるようです。
私が知る宇都宮の葡萄農家さんは、真面目に糖度、皮の剥がれ易さ、粒の大きさ、色、形、肥料等の品種改良に取り組んでおられます。そういう方は、甘みのある葡萄本来の美味しさを味わえるものしか売らない、直売所に人が殺到して売るものが無くなったとしても、機が熟すまでは直売所にも並べないのです。
近年のシャインマスカットの高値取引を悪用する風潮が葡萄業界が席巻してはいけないと思う。糖度検査を義務付けたら、消費者がをの割を喰うことになるし、また、消費者も自分の舌で味を確かめて見た目の良さだけを頼りに購入することがないように変わらないといけないと思う。シャインマスカットだけが葡萄ではない、時期によって収穫される葡萄が違い、味も見た目も個性派ぞろいなのです、ですから直売所に来るなり、シャインマスカットありますか?を連呼しないで、作り手に今美味しい葡萄は何か聞いてみたらどうだろうか。
日本産だから安心というのは、歴史がまだ浅いシャインマスカットには全く通用しない、ということが自分の舌で理解できた。
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