今から三十数年前の話・・・自宅から歩いて5、6分の処に駄菓子屋が数軒ありました。小学校1年の頃から一人で店に赴き、買い物することに楽しみを覚えていたことを思い出します。
駄菓子屋への目的は、大概くじ引きですが、私の場合は、週間マンガの少年チャンピョン、少年サンデー、少年マガジンの古本を買い求めることが主な目的でした。この古本は30円だったので、かなり離れた街の本屋でしか新刊本は買えない代物ということもあり、どこの誰かが読んだのか、わからないような古本でも、少ない小遣いで買える古本がとても魅力的に思えました。実はこの古本、茶色い紙袋に包装されているので中身のタイトルが分からない状態になっている、買う側にとってくじ引き状態なのです。ご安心ください、よ~く目を凝らすと、文字が浮き出てきて、求めていた欲しいタイトル・発売日が分かってしまいますから。
マンガ本を買うもう一つの目的・・・背表紙に印刷された広告主に用がありました、それは通信販売です。実は小学生の頃から通販熱中症だったので~す。我が家に納得してる人がいますね。当時、週間マンガに出てた通販会社は数社位だったかと思いますが、私のお気に入りは『マノク商事KK』です。確か東京都新宿区新宿・・・・だったような気がします。白い封筒に50円切手をはり、この中には、自分の住所名前と欲しい商品オクレと書いた便箋を四つ折にし、商品代金分の切手を入れて送っていたのです。『マノク商事KK』の商品代金は全て〒送料込みです。どこの時代に現金書留を送れる小学生がいますか?書留代って今でも高いですよね。私の通販熱中症が小学生時代にまで遡ることになるとは・・・
こちらガイコツ貯金箱は当時『マノク商事KK』から通販した商品の一つです。いまだにとってあるんですね。横のプリントを額面通りに受け取れば、MADE IN JAPANです。CHINA ばかりが目に付く昨今では、貴重じゃありませんか。過去に何度かフリマ出店したことありますが、二本松牧場では誰にも見向きもしてくれませんでしたし、YAH** オークションも然りでした。こうやって備忘録のネタになるとは・・・売れなくて良かったぁ。よく見るとCOFFINは、COINと同じ韻を踏んでいますね。ガイコツ貯金箱の生まれは三十数年前ですが、ゼンマイがちゃんと動きます。それから、ガイコツ貯金箱でちゃんと貯金したのかぁ・・・なんて愚問はお辞めください。お金は使うためにあるって決まってるでしょ。
『マノク商事』
返信削除同感のコラムに笑いと懐かしさを感じます♪ 弟は隅々まで活字を読んで、想像を膨らませていた様です。 私くしは『世界一小さいラジオ?』を購入した記憶が…。
切手でしたね♪ あのドキドキ感、忘れません・・・(^^)
最近韓流にはまりまして、『マノク』とは韓国での御名前と気付きました。場所柄韓国人が経営していたのだと思います。
忘れかけた高校生に成長したある日、新大久保駅近くでお店を見つけたした。
ガラス扉で、中には所狭しとアイデアグッスが陳列されていました…!
嬉しくて、こんなお店の販売ページに兄弟で心躍らせていたなんて!と、笑いがこみ上げてきましたヨ…!
約40年前の通販先駆け、思い出させて頂き、有難う御座いました(^-^)
マノク…って、当時から不思議な名前だと感じていたんですが、韓国語名の読みだったんですね。栃木の馬頭生まれ育ちだったので、大人になって上京したら、是非、訪問したかったです。
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